前回、潜在意識について少し話しましたが、
今日は、もう少し詳しくお話ししてみましょう。
私たちの心は顕在意識(思考、計算など普段の意識状態)と
潜在意識(無意識)の2つに別れています。
その大きさは、顕在意識10%なのに対して、
潜在意識はなんと90%も占めていると前回お話しましたね。
ですから、私たちの10%の意識状態(顕在意識)で何かを頑張ろうと決意しても、90%の力を持っている潜在意識が協力してくれなければ、いつか挫折する可能性が極めて高いのです。
例えば、私がダイエットを「今年こそ成功させるぞ!」と強く決意したとします。
勿論、頑張れている間はいいのですが、
人間ですから次第に疲れてきますよね。
そんなとき!ふとスイッチが潜在意識優勢に切り替わります。
もしもですよ!
昔、親が忙しくて私が学校から帰ってきたら、
いつもおやつだけがポツっと置いてあったとします。
私はそのお菓子を食べながら、いつも寂しさを紛らわしていた・・・
これは誰にでもある、昔の記憶です。
でも、この記憶を管理しているのが実は、潜在意識なのです。
私たちには皆、生まれてからの膨大な記憶がありますが、
普段は必要なことしか思い出せないようになっているのです。
ところが!
ふと潜在意識にスイッチが切り替わった途端、
寂しさやむなしさを紛らさせるために
お菓子を食べていたことを思い出します。
潜在意識には“言葉”が存在しないので、感情だけが生々しく甦ってくるのです。
勿論、私本人の意識、自覚はありません。
自分に分かることは、
突然、何だかわからずに、どうしてもお菓子が食べたくなってしまうということ
気がつくと、ムシャムシャ・・・
その結果、私は強い自己嫌悪に陥り、自分を責めるようになります。
「私ってダメだなぁ・・・」
でもね、本当にそうでしょうか?

ストレスがかかっても潜在意識にスイッチシフトすると言われていますから、
多かれ少なかれ、
「なんでこんなに意志が弱いのだろう」と密かに自分を責めている人は
決して私たちだけじゃない筈!!
そして、自分を責めても意味がないし、解決できません。
だって、潜在意識の力は90%!!
絶対に太刀打ち出来るわけないのです。
じゃぁ、どうしたらいいかって?
だ・か・ら、
自分を責めずに味方になってあげるのです。
いじけた自分を分かってあげるのです。
そうすると、その内に自分の内部に変化が訪れてきます。
昔の記憶が癒されるのですね。
すると、どういうことになるのでしょうか?
潜在意識が味方になってくれるようになります。
それって凄いことですよね。
なんでも叶えることの出来る自分に変身できるのですから。
今日から、“初めの一歩”
例えばダイエットに失敗したとしたら、
「うんうん、自分じゃ頑張ろうとしてるのに、続かなくて自己嫌悪って感じなんだよね」
などと、実は一番誰かに言って貰いたいセリフを、心を込めて自分に行ってあげるのです。
効果絶大!!やってみれば分かります!!
是非、お試しあれ!
シャイニングライフ コンサルタント
ゆず&あず

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