ボトル#96”大天使ラファエル”には、
“癒しの天使”の別名があります。
自分の中の
怒り・欲求不満・恨みを抱えていると、
人間関係・仕事・恋愛のすべてにおいて、
その人や現象を見るのではなく、
自分の怒りや恨みの投影を引きつけてしまうことが
多々あります。
今日は、癒しの天使・ラファエルにちなんで、
最近私がちょっとハマっている、
”自分を癒して、投影している自分の影と
サヨナラする方法”を、書きたいと思います。
* *
最近読んだ本の中で、
ブランドン・ベイズという人の書いた
“癒しへの旅”(PHP研究所)という本があります。
読んだことのない方のために
内容を要約すると、
お腹にバスケットボール大の
子宮筋腫が出来た著者が、なんとか
セラピーの力だけで、手術せずに
筋腫を治したばかりか、本当の自分の
人生に立ち戻って行く。。。というストーリーです。
彼女が、自分を癒した最適方法として
自分の過去にずっと遡って、
まだ怒っていること・恨んでいること・
欲求不満に思っていることや人を
次々に呼び出しては、
”許しの会議”を開いていくという
エクササイズがあります。
不思議なことに、
昔関係が良くなかった人を
許せたりすると、
二度と同じような性格の人には
つまずかなくなったり、
または、同じような性格の人には
もう2度と会わなくて済むようになります。
ブランドン曰く、
過去の感情のブロックは、
肉体にブロックとしてシコリを作り出したり、
いつも、その人物や出来事に遭遇すると
”頑なになって”前に進めない、
人生上のブロックを作り出してしまうのだそうです。
*
彼女の本を読んでから、
さっそく私も、眠れない夜は、
”羊が一匹・二匹・・・”ならぬ、
過去の出来事や人物を
一人また一人と呼び出しては
”ご免なさい”と謝ったり、
"貴方を許します”と、許しの
エクササイズをしています。
時々は、
私の過去生?と思える出来事まで
遡って、一斉クリーンアップを
努めて行うようにしています。
私の場合は、筋腫など
目に見えたブロックが有る訳ではないので、
どこまで自分のブロックが解除できているのかは
不明ですが。。。
たった一つ言えることは、
“本当の自分を生きている人”ほど
他の人や事件に、全く自分の影を投影していない
・・・ということです。
*
”投影”を分かり易く説明する為に、私の例を挙げると、
私は10歳の時に、弟が腎臓病で入院してしまった為に、
1-2年ばかり、病院に寝泊まりする両親に代わり
家事をこなさなければなりませんでした。
“お姉ちゃんなんだから、しっかりして”
”なんでも一人で出来るでしょ”。。。
と言われ、泣き言や甘えは許されませんでした。
今でも私は、
自分には出来ないぐらいの
重荷を、無理やり背負おうとする癖があります。
それが唯一の私の存在理由だからです。
心の中には、
いまだに10歳の私が住んでいて、
“遊んじゃいけない・甘えちゃいけない・
しっかりしなくちゃ・なんでも一人でやらなくちゃ。。。”と、
懸命に頑張っているのです。
私は、毎日10歳の”智ちゃん”を呼び出しては、
”もう、頑張らなくても良いんだよ”
“子供は,子供らしく、幸せになっていいんだよ”
。。。と、声をかけるのですが、
未だに10歳の智ちゃんは、ブリキのロボット姿の
イメージが出てきて、他の子供たちの嬌声を背景に、
自分は懸命に労作をする姿が、未だに溶けずに
そこに有るのです。
今の私が、
LAに居ても、東京の仕事・夫の仕事の手伝い・家事など抱え、
なんだか事を複雑にしている、その原点を見た気が
しました。
まだまだ、私自身を癒す”許しの旅”は当面
続きそうです。。。
*
さて皆さんも、眠れない夜は
過去の自分を、アルバムをたどるように
1ページ・1ページ遡り、
未だに許せない人や、怒っていること・
欲求不満に思っていること・恨んでいることを
すべて”許しの会議”にかけてみませんか!?
1年も続けたら、
きっと癒しきって“本当の自分”がメキメキと、
湧いてきちゃうと思うんだけど。。。
カラフル・ハピネス・セラピスト 泉 智子
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